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離婚届の不受理申請とは?
離婚でしないためにすべき1つのこと

2025年7月6日
2025年7月6日

この記事では離婚届不受理申請について分かりやすく解説していきます。離婚を考えているあなたの少しでも助けになれば嬉しいです。

離婚届不受理申請とは?

離婚届の提出は形式的なチェックしかされず、記載内容に不備さえなければ受理されてしまうのが一般的です。

つまり、一方が感情的になって一方的に離婚届を提出し、離婚を成立させてしまうことも可能ということです…!!

このような形で、双方の同意を得ずに離婚届が受理されないよう、事前に役所に離婚届の受理を無効にしてもらうようにする手続きを不受理申請といいます。

提出方法と必要なもの

提出に必要なものは、「印鑑」「身分証明書」だけでOK。これらと「離婚届不受理申出書」を市役所に提出しましょう。不受理申請申出書は役所にあります。

※「離婚届不受理申出」はネットでダウンロードもできます。忙しい方は「離婚届不受理申出 ダウンロード」と検索して書類をダウンロードしましょう!

不受理申請書は一度提出すれば、離婚するまでの期間はずっと有効です。

不受理申請が間に合わず、離婚届が受理されてしまった場合はどうする?

不受理申請が間に合わず、勝手な離婚届が受理されてしまった…

意図せず離婚が成立してしまったけど、離婚を撤回したい!というときは裁判を起こす必要があります。

具体的には以下のステップで進みます。

  • 家庭裁判所に「離婚無効確認」の調停を起こす
  • 調停で双方の同意を得ずに離婚されたことが認められれば、
    離婚届が撤回され戸籍がもとに戻る
  • 調整が成立しない場合、訴訟で争うことに……

裁判にまで発展してしまうと、裁判所に頻繁に出向く必要があり予定の再調整は避けられません。それどころか、精神的にも辛い日々が続いてしまいますよね…。

最悪の自体を避けられるよう、少しでも離婚が頭をよぎったときは早めに離婚届不受理申出書を出しておくといいでしょう。

【注意】離婚で損する前に!離婚前に必ず決めておいてほしいこと

この記事読まれている方はなるべく早く離婚したい!と思っている方もいると思いますが、勢いで離婚してしまうとその後の生活で苦労することが多くなってしまいます

離婚前に考えておきたいコト
  • 生活費
  • 養育費
  • 住居をどうするか
  • 離婚の原因をハッキリさせておく
  • 親や親戚、子どもに説明をする
  • 共有財産を明確にする

ざっくり挙げただけでも、離婚前に決めないといけないことはたくさんあります。

「考えるだけでうんざり!めんどくさい…」そんなあなたのために、上記で気をつけてほしい項目を紹介します。

それが「共有財産を明確にする」です。

晴れて離婚できたけど、後々大損していたことが判明した…

なんてことにならないように、共有財産だけは自身で把握してください。

なぜなら、「財産分与」で必要になるからです。

財産分与とは?離婚する前に知っておかないと大損

離婚する全ての人に関係するのが「財産分与」です。

財産分与は「共有していた財産を折半する」こと。共有財産は以下のようなものがあります。

  • 結婚後の預貯金
  • 持ち家、車
  • テレビやその他の家電
  • 住宅ローンを始めとした借金

プラスの財産から住宅ローンなどの借金を引いて、残った金額を半分に分けることが一般的です。

住宅ローンの名義が夫でも、結婚後に購入した家は共有財産として夫婦で折半します(パートや主婦、会社員などの立場も関係ナシ)

マイホームの財産分与。必ずすべき1つの準備

財産分与の中でもモメる可能性が一番高いのが「マイホームをどうするか」です。

マイホームには2つの選択肢があります。

  1. どちらかが住み続ける
  2. 売却する

いずれにしても、最初にすべきことは自宅がいくらで売れるのかを把握すること。

ざっくりでいいので、自宅の売却金額がわかれば家を売って利益を折半するか、どちらかが家に住み続けたほうがいいのかが決めやすくなります。

例えば…
  • 自宅の売却価格:3000万円
  • 住宅ローン残債:2700万円

→の場合、ローンを完済して300万が残るので150万円を2人で分け合える

マイホームの価値を他人任せにすると損してしまう

自宅の価値を知ることが重要だということは分かっていただけたでしょうか。

ここで注意点です!価値の確認は相手に任せるのではなく、必ず自分で行いましょう。

自分で売却額を確認しないと、相手に騙されて大損する可能性があります。

仮にあなたが売却額を調べず、相手だけが売却額をコッソリ調べていたら……

自宅を査定してみたら3500万円だった!ローンの残債は3000万円だし、
嫁には3000万で売れると伝えて残りは独り占めしよ〜っと

こうなると、本来もらえるはずだった250万円は丸々相手のもとに渡ってしまいます。

汚い話ですが、離婚するとなれば、いかに自分が得しながら円満に離婚するか考える人の方が多いはず。

実際、自宅のことを相手任せにして財産分与で大損した方も多いようです。。

この記事を読まれているあなたは大損しないために!

自分自身で自宅の価値を把握することが離婚準備の第一歩。

新生活のために、早めに準備を進めていきましょう!

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