実家の相続で絶対に失敗しない!
最初にやるべきことをわかりやすく解説

不動産の相続は、一歩間違えるだけで数百万円単位で損してしまうことが少なくありません。
そこで、この記事では
- 不動産相続の流れ
- 「とりあえず…」で不動産を相続することのリスク
- 相続でまず最初にしてほしいこと
をわかりやすく解説。不動産の相続で損したくない方は最後まで読んでくださいね!
不動産相続の流れ

期限 | やるべきこと | 重要ポイント |
---|---|---|
1週間以内 | 相続人の確定 | ・戸籍謄本の収集 ・遺言書の確認 ・相続人への連絡 |
2週間以内 | 財産の調査 | ・預貯金の確認 ・不動産の確認 ・負債の確認 |
1ヶ月以内 | 遺産分割協議で 財産を分ける | ・相続人での話し合い ・実家の評価確認 ・分割方法の検討 |
3年以内 | 相続財産の 名義変更・登記 | ・相続不動産の登記申請 ・必要書類の準備 |
10ヶ月以内 | 相続税の申告 | ・財産の評価 ・申告書の作成 ・納付金の準備 |
①相続人の確定(1週間以内)
まずは相続人の確定から。戸籍謄本を収集し、法定相続人を特定します。
遺言書の有無も確認しましょう。

②財産の調査(2週間以内)
不動産を含むすべての相続財産を調査します。財産は下記のものがあげられます。
- 不動産
- 預貯金・有価証券・保険金
- 自動車や家財、貴金属など
- ゴルフ会員権、慰謝料請求権など
- 負債(借金や住宅ローン、医療費など)
③遺産分割協議(1ヶ月以内に開始)
財産をリストアップしたら、相続人全員で話し合い、誰がどの財産を相続するか決めていきます。

④相続登記(3年以内)
2024年4月からの法改正により、相続登記が義務化されました。
3年以内に登記をしないと、罰金(過料)が課される可能性があります。
⑤相続税の申告(10ヶ月以内)
相続税が発生する場合は、10ヶ月以内に申告と納付をしましょう。期限を過ぎると加算税や延滞税が発生します。

なお、相続税には控除があります。
3,000万円+(600万円×法定相続人の数)
例えば、相続人が1人の場合は財産が3,600万円以下であれば相続税はかかりません。

相続税がかかるか確認するには、不動産の価値を把握することが大切です!
「とりあえず」で相続することの落とし穴…。

「せっかくあるんだし、とりあえず相続しておこう」で相続すると、大損する可能性があります。。

リスクは色々ありますが、ここでは「税金」「維持費」「親族との相続トラブル」の3つを詳しく解説します
3年以内に売却しないと数百万円の税金がかかる
相続不動産を3年以内に売却して利益が出た場合、通常なら約20%かかる譲渡所得税が3,000万円まで控除される特例が使えます。
・3,000万円で購入した家を5,000万円で売却
→2,000万円の利益(譲渡所得)。
・本来は 2,000万 × 0.2(20%)= 約400万円の所得税が発生するが…
→控除によって0円に!
数百万円単位の税金なので、馬鹿にできない金額ですよね…!
価値が下がり、固定資産税が6倍になるリスクがある
放置された空き家は急速に劣化し、資産価値がどんどん下がっていきます。住まない間も固定資産税はかかり続け、年間の維持費用も無視できない金額に…。

空き家のまま放置を続けると、「特定空き家(適切な管理がなされておらず、景観を損なっているなどの状態の家)」に指定されて固定資産税が最大6倍になるリスクも…。

これらの理由から、住む予定がないなら早めに売却するのがオススメです!
不動産の相続はトラブルになりやすい
不動産は財産の中で最も揉めやすいです。理由は家と土地が金額面で1番大きく、分割しづらいから。
「私たちは親族間の仲もいいし、大丈夫」

そう思われるかもしれませんが、大金が絡むと変わってしまうのが人間。相続を機に関係がこじれてしまう…なんてことはよく聞く話です。
結局、どうする?相続で最初にすべきこと

どうするかは様々ですが、まず最初にしておくべきことが1つだけあります。
それが「不動産の価値を把握しておくこと」。不動産の正しい価値を把握していれば、
- 売却するべきか
- 相続か、相続放棄するか
- 賃貸に出すなど、ほかの活用方法を探すか
などなど、今後の予定にあわせて損しない選択ができるようになります!
相続の際も、価値が明確にわかっていれば、価値を基準にスムーズに話し合いが進むので、トラブルに発展しにくくなります。

この作業を怠るばかりに、お金と時間を無駄にしてしまう人が多いんです。。
あなたは損しないために、必ず自宅の価値は把握しておきましょう!
【無料】今すぐ家の評価額を調べる方法

不動産の価格を知る方法といえば、昔は不動産屋に出向く必要がありましたが、今はもう業者を回って査定価格を比較する必要は一切ありません。
あなたがするべきことは、スマホやパソコンで使える不動産一括査定サービスを使うだけ(もちろん無料)。
不動産査定サービスはいくつかあるのでどれを使えばいいか迷われるかもしれませんが、
オススメは利用者が国内No.1、上場企業の運営で1番安全に使えるイエウール。

査定に必要な情報は住所や間取りなどのみ。
「よくわからないけどこれくらいかな?」くらいのアバウトでOK。

複数の不動産会社が競い合って査定金額を提示するため、売却価格が高額になります!
クレームが多い悪徳企業は徹底排除しており、ほかのサービスと比べても安心感が抜群に違います。上場企業が運営しているのも安心できますよね!
自宅でも、外出先でも、無料で家の価格が簡単に調べられます!


調べるだけのつもりが、想定外の高額査定が出て売却を検討する方も増えています!
不動産の価格を把握しておく。
たったのこれだけのことで、トラブルを避けてスムーズに相続手続きが進むので試さないのはもったいないです。

無料でスマホ・PCから1分もあれば完了するので、まずは試してみてください!
あなたのお家はいくら?
下からチェック👇
北海道・東北 | 北海道│青森│岩手│宮城│秋田│山形│福島 |
---|---|
北陸・甲信越 | 山梨│長野│新潟│富山│石川│福井 |
関東 | 東京│神奈川│千葉│埼玉│茨城│栃木│群馬 |
東海 | 愛知│静岡│岐阜│三重 |
関西 | 大阪│兵庫│京都│滋賀│奈良│和歌山 |
中国 | 岡山│広島│島根│鳥取│山口 |
四国 | 愛媛│香川│高知│徳島 |
九州・沖縄 | 福岡│佐賀│長崎│熊本│大分│宮崎│鹿児島│沖縄 |
【注意】住む予定がない家は、早く売らないと大損に?

「まだ相続して間もないし、家のことは落ち着いてから考えよう…」
バタバタしていてそうされるのも無理がないと思いますが、誰も住まない家を空き家のまま放置しておくのはデメリットしかありません。
- 無駄な固定資産税がかかり続ける
- 放置し続けると固定資産税が6倍になる
- 放置すればするほど資産価値が下がっていく
- ゴミや野良猫、害虫などで近隣トラブルになる
- 放置すればするほどお家の手入れが大変になる
特に厄介なのが固定資産税。
家や土地は無料で保有できず、固定資産税という税金を支払い続ける必要があります。
例えば、評価額が1000万の土地だと固定資産税が年間約14万円かかります。

月換算すると、毎月12,000円が垂れ流されていくことに…
さらに、放置し続ければ家はあっという間に荒れていき、資産価値もどんどん下がっていきます。
反対に、早めに売却できれば固定資産税から解放されるだけではなく、以下の控除で税金もお得になります。
不動産を相続した際、相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までに売却すると譲渡所得税が節税になる特例
ややこしそうですが、一言でいうと相続した家を3年以内に売却すれば節税になるという制度です。
このように、住む予定がない家を放置しておくのはムダ以外のなにものでもありません。

確かに相続したばかりの家をすぐに査定したり、売ったりするのは抵抗があるかもしれません。
ですが、空き家のまま放置しておくと空き家問題で行政処分を受けてしまうリスクもあります。
不動産は売却まで数年かかる場合もよくあるので、節税期限の3年までに売却するために、
不動産会社に相談・査定だけでもしておくのがオススメ。
とくに郊外の家は少子化の影響で需要がなくなっていくので早めに行動するべきです!
今まで大切にしてきた不動産が負動産になる前に、早めの対処をしましょう。
売るなら”今”がチャンスなワケ
最新の不動産価格指数では、数年ぶりに価格の値下がりがみられました。

これは金利の上昇によるもの。
引き続き利上げは続くものと想定されており、今後はより不動産の価格が落ち込んでいく可能性も十分にあります(というか、濃厚です)。
実際にどれくらい下がるかは誰にもわかりませんが、ひとつ言えることは“今が不動産価格のピークかもしれない”ということ。
つまり、少しでも売る可能性があるなら今価格を知っておいて損はしないということです。
イエウールを使えば無料・最短1分で価格がわかるので、いまのうちに調べておいたらいいと思います◎
あなたのお家はいくら?
下からチェック👇
北海道・東北 | 北海道│青森│岩手│宮城│秋田│山形│福島 |
---|---|
北陸・甲信越 | 山梨│長野│新潟│富山│石川│福井 |
関東 | 東京│神奈川│千葉│埼玉│茨城│栃木│群馬 |
東海 | 愛知│静岡│岐阜│三重 |
関西 | 大阪│兵庫│京都│滋賀│奈良│和歌山 |
中国 | 岡山│広島│島根│鳥取│山口 |
四国 | 愛媛│香川│高知│徳島 |
九州・沖縄 | 福岡│佐賀│長崎│熊本│大分│宮崎│鹿児島│沖縄 |

